APIC(4) | FreeBSD Kernel Interfaces Manual | APIC(4) |
名称
apic — アドバンストプログラマブル割り込みコントローラ (APIC) ドライバ書式
このドライバは、amd64 カーネルのための強制的な部分です。このドライバを i386 または pc98 カーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:
device apic
次の調整変数は、 loader(8) から設定可能です:
- hint.apic. X .clock
- イベントタイマ機能のサポートを制御します。 0 に設定すると、それを、無効にします。デフォルト値は、1 です。
- hint.apic. X .disabled
- 古い PIC に戻る、APIC サポートを無効にするためには、これを 1 に設定します。
解説
Intel APIC システム、ローカル APIC (LAPIC) と I/O APIC に 2 つの構成要素があります。システムの各 CPU に 1 つのローカル APIC があります。一般的に、システムにの各周辺機器のバスに対して 1 つの I/O APIC があります。ローカル APIC は、特定のプロセッサのためのすべての外部割り込みを管理します。さらに、それらは、相互のプロセッサ (inter-processor) 割り込み (IPI) を受け付け、生成することができます。
I/O APIC は、1 つ以上のローカル APIC への周辺機器のバスから受け取る割り込みを転送するために使用される、出力先変更 (redirection) テーブルを含んでいます。
各ローカル APIC は、1 つの 32 ビットのプログラマブルタイマを含んでいます。このドライバは、カーネルに "LAPIC"と名前が付けられた 1 つのイベントタイマを提供するためにそれらを使用します。ドライバによって提供されるイベントタイマは、1 回限りと周期的なモードの両方をサポートします。ローカル APIC の性質のために、それは CPU 毎です。タイマの周波数は、プラットフォームによって報告されません、それで、最初に使用されるドライバによって自動的に測定されます。 CPU のモデルによっては、このタイマは、C3 とより深い CPU スリープ状態で停止します。ドライバは、イベントタイマが使用されるとき、危険なスリープ状態を入ることを防ぐために自動的にそれの優先順序を調整し、報告します。
December 20, 2011 | FreeBSD |