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EN JA
ADV(4)
ADV(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual ADV(4)

名称

adv — Advansys ISA/VL/EISA/PCI 8 ビット SCSI ホストアダプタードライバ

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device scbus
device adv

1 つ以上の EISA カードのために:
device eisa

1 つ以上の VL/ISA カードのために:
device isa

/boot/device.hints 中で:
hint.adv.0.at="isa"

1 つ以上の PCI カードのために:
device pci

解説

このドライバは Advanced Systems Products Inc. ASC900, ASC1000, ASC1090, ASC1200, ASC3030, ASC3050, ASC3150 に接続された 8 ビットの SCSI バスへのアクセスを提供します。次の表は、これらのチップを使用する AdvanSys 製品、それらのバス取り付けタイプ、最大の同期速度、同時にアダプタで扱うことができるコマンドの最大数の一覧です。

接続製品:
アダプタ バス Floppy MaxSync コマンド 脚注
ABP510/5150 ISA No 10MHz 240 1
ABP5140 ISA PnP No 10MHz 16 1, 3
ABP5142 ISA PnP Yes 10MHz 16 4
ABP[3]902 PCI No 10MHz 16
ABP3905 PCI No 10MHz 16
ABP915 PCI No 10MHz 16
ABP920 PCI No 10MHz 16
ABP3922 PCI No 10MHz 16
ABP3925 PCI No 10MHz 16
ABP930 PCI No 10MHz 16 5
ABP930U PCI No 20MHz 16
ABP930UA PCI No 20MHz 16
ABP960 PCI No 10MHz 16
ABP960U PCI No 20MHz 16

脚注:

  1. このボードは 4020i CD-R ドライブと共に HP 社によって出荷されています。ボードには、BIOS がないのでブートデバイスを制御できませんが、セカンダリ SCSI デバイスをどれでも制御することができます。
  2. このボードは Jaz Jet PCI アダプタとして Iomega 社よって販売されています。
  3. このボードは i540 SpeedMaster として SIIG 社よって販売されています。
  4. このボードは i542 SpeedMaster として SIIG 社よって販売されています。
  5. このボードは Fast SCSI Pro PCI として SIIG 社よって販売されています。

単一チャネル製品:
アダプタ バス Floppy MaxSync コマンド
ABP542 ISA Yes 10MHz 240
ABP742 EISA Yes 10MHz 240
ABP842 VL Yes 10MHz 240
ABP940 PCI No 10MHz 240
ABP[3]940UA PCI No 20MHz 240
ABP940U PCI No 20MHz 240
ABP3960UA PCI No 20MHz 240
ABP970 PCI No 10MHz 240
ABP970U PCI No 20MHz 240

複数チャネル製品 (コマンドは、チャネル毎):
アダプタ バス Floppy MaxSync コマンド チャネル
ABP752 EISA Yes 10MHz 240 2
ABP852 VL Yes 10MHz 240 2
ABP950 PCI No 10MHz 240 2
ABP980 PCI No 10MHz 240 4
ABP980U PCI No 20MHz 240 4
ABP[3]980UA PCI No 20MHz 16 4

ブート時にアクセス可能な AdvanceWare メニューで行なわれたターゲットごとの設定はこのドライバによって引き受けられます。これは同期/非同期転送、最大同期ネゴシエーション速度、切断、タグ付きキュー、ホストアダプタの SCSI ID を含んでいます。ターゲットごとに許されたタグ付けされたトランザクションの最大数のためのグローバルな設定は、 CAM SCSI システムが、デバイスの間で公正なリソース割り付けを保証するのと同様に受信できる、タグ付きデバイスの最大数を自動的に決定するように引き受けます。

ハードウェア

adv ドライバは次の SCSI コントローラをサポートします:

  • AdvanSys ABP510/5150
  • AdvanSys ABP5140
  • AdvanSys ABP5142
  • AdvanSys ABP902/3902
  • AdvanSys ABP3905
  • AdvanSys ABP915
  • AdvanSys ABP920
  • AdvanSys ABP3922
  • AdvanSys ABP3925
  • AdvanSys ABP930, ABP930U, ABP930UA
  • AdvanSys ABP960, ABP960U
  • AdvanSys ABP542
  • AdvanSys ABP742
  • AdvanSys ABP842
  • AdvanSys ABP940
  • AdvanSys ABP940UA/3940UA
  • AdvanSys ABP940U
  • AdvanSys ABP3960UA
  • AdvanSys ABP970, ABP970U
  • AdvanSys ABP752
  • AdvanSys ABP852
  • AdvanSys ABP950
  • AdvanSys ABP980, ABP980U
  • AdvanSys ABP980UA/3980UA
  • MELCO IFC-USP (PC-98)
  • RATOC REX-PCI30 (PC-98)
  • @Nifty FNECHARD IFC-USUP-TX (PC-98)

関連項目

adw(4), aha(4), ahb(4), ahc(4), cd(4), da(4), sa(4), scsi(4)

歴史

adv ドライバは、 FreeBSD 3.0 で登場しました。

作者

adv ドライバは、 Advanced System Products, Inc. の Bob Frey によって書かれた Linux ドライバから Justin T. Gibbs によって移植されました。 FreeBSD での使用のために適切なライセンスの元でオリジナルのドライバを提供していただいた AdvanSys 社に感謝致します。
August 8, 2004 FreeBSD