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ACPI_ASUS_WMI(4)
ACPI_ASUS_WMI(4) FreeBSD Kernel Interfaces Manual ACPI_ASUS_WMI(4)

名称

acpi_asus_wmiAsus Laptop WMI Extras

書式

このドライバをカーネルにコンパイルするためには、次の行を利用者のカーネル設定ファイルに置きます:

device acpi_asus_wmi

もう一つの方法として、ブート時にモジュールとしてドライバをロードするためには、次の行を loader.conf(5) に置きます:

acpi_asus_wmi_load="YES"

解説

acpi_asus_wmi ドライバは、Asus ラップトップにある、ホットキーと LED のような、特別の WMI で制御される装置のサポートを行います。 LCD パネルとキーボードのバックライトの明るさ、WiFi、Bluetooth、カメラ、カードリーダ、など、いくつかのセンサの読み込みのような、異なる内部コンポーネントの電源のオン/オフを操作する sysctl(8) インタフェースを使用することができます。ホットキーのイベントは、 /etc/devd/asus.conf のデフォルト設定があるユーザ空間での容易な操作のために devd(8) に渡されます。キーボードのバックライトとタッチパッドの制御のような、いくつかのホットキーのイベントは、ドライバの内部で操作されます。

SYSCTL 変数

次の sysctl が現在実装されていいます:
dev.acpi_asus_wmi.0.handle_keys
ドライバがキーボードのバックライトのような、いくつかのハードウェアのキーを内部的に操作すべきかどうかを指定します。

同じ sysctl ブランチの元の他の変数の数は、モデルに特有です。

これらの変数のためのデフォルトは、ブート時に解析される、 sysctl.conf(5) で設定することができます。

歴史

acpi_asus_wmi ドライバは、 FreeBSD 10.0 ではじめて登場しました。

作者

Alexander Motin <mav@FreeBSD.org>.
July 2, 2012 FreeBSD