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STRCHR(3)
STRCHR(3) FreeBSD Library Functions Manual STRCHR(3)

名称

strchr, strrchr, strchrnul文字列中の文字に位置付ける

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < string.h>

char *
strchr( const char *s, int c);

char *
strrchr( const char *s, int c);

char *
strchrnul( const char *s, int c);

解説

strchr() 関数は、 s によって指される文字列中で最初に存在する c ( char に変換) に位置付けます。終端のヌル文字は、文字列の一部と見なされます。したがって、 c が‘ \0’であるなら、関数は、終端の‘ \0’に位置付けします。

strrchr() 関数は、最後に存在する c に位置付けることを除いて、 strchr() と同一です。

strchrnul() 関数は、 cs で見つからないなら、終端の‘ \0’へのポインタが返されることを除いて、 strchr() と同一です。

戻り値

関数 strchr() と strrchr() は、位置付けされた文字へのポインタを返し、文字列中に文字が現れないなら、 NULL を返します。

strchrnul() は、文字が文字列中に現われないなら、終端の‘ \0’へのポインタを返します。

規格

関数 strchr() と strrchr() は、 ISO/IEC 9899:1990 (“ISO C90”) に適合しています。 strchrnul() は、GNU の拡張です。

歴史

strchrnul() 関数は、glibc 2.1.1 ではじめて登場し、 FreeBSD 10.0 で追加されました。
February 13, 2013 FreeBSD