PTHREAD_GETSPECIFIC(3) | FreeBSD Library Functions Manual | PTHREAD_GETSPECIFIC(3) |
名称
pthread_getspecific — スレッド特有のデータ値を取得するライブラリ
POSIX Threads Library (libpthread, -lpthread)解説
pthread_getspecific() 関数は、呼び出しているスレッドに代わって、指定された key に現在バインドされている値を返します。pthread_key_create() から取得していない key の値を付けて、または pthread_key_delete() で key が削除された後に、 pthread_getspecific() を呼び出す結果は、未定義です。
pthread_getspecific() 関数は、スレッド特有のデータのデストラクタ (destructor) 関数から呼び出されます。
戻り値
pthread_getspecific() 関数は、与えられた key に関連付けられたスレッド特有のデータの値を返します。 key に関連付けられたスレッド特有のデータ値がないなら、値 NULL が返されます。エラー
なし。規格
pthread_getspecific() 関数は、 ISO/IEC 9945-1:1996 (“POSIX.1”) に適合しています。April 4, 1996 | FreeBSD |