PTHREAD_DETACH(3) |
FreeBSD Library Functions Manual |
PTHREAD_DETACH(3) |
名称
pthread_detach —
スレッドをデタッチする
ライブラリ
POSIX Threads Library (libpthread, -lpthread)
書式
#include < pthread.h>
int
pthread_detach( pthread_t thread);
解説
pthread_detach() 関数は、スレッドが終了するときにスレッド
thread の記憶域を再利用できることを実装に示すために使用されます。
thread が終了していないなら、
pthread_detach() は、それを終了させません。同じターゲットのスレッドでの複数の
pthread_detach() 呼び出しの影響は、明記されていません。
戻り値
成功したなら、
pthread_detach() 関数は、0 を返します。そうでなければ、エラー番号がエラーを示すために返されます。関数は、標準のいくつかのドラフトに対して行ったように、 errno の値を変更しないことに注意してください。また、これらの初期のドラフトは、引数として pthread_t へのポインタを渡していました。注意してください!
エラー
pthread_detach() 関数は、次の場合に失敗します:
-
[
EINVAL]
-
実装は、
thread によって指定された値が結合可能なスレッドを参照しないことを検知しました。
-
[
ESRCH]
-
与えられたスレッド ID
thread によって指定されたものと対応するスレッドを見つけることができませんでした。
規格
pthread_detach() 関数は、 ISO/IEC 9945-1:1996 (“POSIX.1”) に適合しています。