PROPERTIES(3) | FreeBSD Library Functions Manual | PROPERTIES(3) |
名称
properties_read, property_find, properties_free — ASCII ファイルのデータから単純なプロパティリストを作成することができる関数ライブラリ
System Utilities Library (libutil, -lutil)書式
#include < libutil.h> properties
properties_read( int fd);
char *
property_find( properties list, const char *name);
void
properties_free( properties list);
解説
typedef struct _properties { struct _properties *next; char *name; char *value; } *properties;
関数 properties_read() は、 fd で渡されたファイル記述子から name = value (名前と値の) ペアを読み込み、ファイルの内容が適切に解析されていると仮定し、新しいプロパティリストの先頭を返します、またはエラーの場合は、 NULL を返します。
property_find() 関数は、 name プロパティ名が見つかるなら、関連する値の文字列を返し、そうでなければ、NULL を返します。返される値は、長さ PROPERTY_MAX_VALUE バイトまでです。
properties_free() 関数は、 properties_read() によって返された構造体がもはや必要でなくなったとき、それを解放するために使用されます。
ファイル形式
ファイルの各プロパティは、 name = value の形式があると想定されます、ここで name は、英数字の文字列 (と `=' 文字を含んでいないあらゆる句読点) で、 value は、改行文字で終了するテキストの任意の文字列です。改行が必要とされるなら、すべての値は、{ } (中括弧) 文字で囲まれるべきです。 # または ;文字で始まるあらゆる行は、コメントであると考えられ無視されます。作者
バグ
単純です。October 7, 1998 | FreeBSD |