PCAP_OPEN_OFFLINE(3) | FreeBSD Library Functions Manual | PCAP_OPEN_OFFLINE(3) |
名称
pcap_open_offline, pcap_fopen_offline -読み込みのために保存されたキャプチャ (捕獲) ファイルをオープンする書式
#include <pcap/pcap.h>
char errbuf[PCAP_ERRBUF_SIZE];
pcap_t *pcap_open_offline(const char *fname, char *errbuf);
pcap_t *pcap_fopen_offline(FILE *fp, char *errbuf);
解説
pcap_open_offline() は、読み込みのために ``savefile'' をオープンするために呼び出されます。fname は、オープンするファイルの名前を指定します。ファイルには、いくつかあるプログラム、 tcpdump(1) と tcpslice(1) によって使用されるファイル形式である、 pcap-savefile(5) に記述されている pcap ファイル形式があるか、または pcap-ng ファイル形式がありますが、すべての pcap-ng ファイルを読み込むことはできません。名前 "-"は、 stdin と同義語です。
もう一つの方法として、利用者は、既存のオープンしているストリーム fp からダンプされたデータを読み込むために pcap_fopen_offline() を呼び出すことができます。 Windows では、そのストリームは、バイナリモードでオープンされるべきであることに注意してください。
戻り値
pcap_open_offline() と pcap_fopen_offline() は、成功すれば pcap_t * を返し、失敗すれば NULL を返します。 NULL が返されるなら、 errbuf は、適切なエラーメッセージで満たされます。 errbuf は、少なくとも PCAP_ERRBUF_SIZE 文字を保持できると想定されます。関連項目
pcap(3), pcap-savefile(5)5 April 2008 |