NL_LANGINFO(3) | FreeBSD Library Functions Manual | NL_LANGINFO(3) |
名称
nl_langinfo — 言語情報ライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)書式
#include < langinfo.h> char *
nl_langinfo( nl_item item);
char *
nl_langinfo_l( nl_item item, locale_t loc);
解説
nl_langinfo() 関数は、プログラムまたはスレッドのロケール、または 2 番目の引数として渡されたロケールである、 nl_langinfo_l() の場合に定義された、特別の言語または文化的な領域に関連する情報を含んでいる文字列へのインタを返します。マニフェストは、 < langinfo.h> で定義された item の名前と値を含んでいます。item のカテゴリに、あるいはカテゴリ LC_ALL に対応するカテゴリで setlocale() への呼び出しは、返り値によって指されるバッファに上書きできます。
戻り値
langinfo データが定義されないロケールでは、 nl_langinfo() が、 POSIX ロケールに対応する文字列のポインタを返します。 nl_langinfo_l() は、 nl_langinfo() と同じ値を返します。すべてのロケールで、 item が無効の設定を含んでいるなら、 nl_langinfo() は、空の文字列のポインタを返します。使用例
例えば:
nl_langinfo(ABDAY_1)
は、識別された言語がポルトガルだったなら、“ Dom
”文字列のポインタを返すでしょう、そして識別された言語が英語だったなら、“ Sun
”文字列のポインタを返すでしょう。
関連項目
setlocale(3)規格
nl_langinfo() 関数は、 Version 2 of the Single UNIX Specification (“SUSv2”) に適合しています。 nl_langinfo_l() 関数は、 IEEE Std 1003.1-2008 (“POSIX.1”) に適合しています。歴史
nl_langinfo() 関数は、 FreeBSD 4.6 ではじめて登場しました。July 30, 2012 | FreeBSD |