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MEMCHR(3)
MEMCHR(3) FreeBSD Library Functions Manual MEMCHR(3)

名称

memchrバイト列中のバイトに位置付ける

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < string.h>

void *
memchr( const void *b, int c, size_t len);

void *
memrchr( const void *b, int c, size_t len);

解説

memchr() 関数は、文字列 b 中の ( unsigned char に変換された) c が最初に見つかったところに位置付けます。

memrchr() 関数は、文字列 b 中の c が最後に見つかったところに位置付けることを除いて、 memchr() のように振る舞います。

戻り値

memchr() と memrchr() 関数は、位置付けられたバイトへのポインタか、またはそのようなバイトが len バイト内に存在しないなら、NULL を返します。

規格

memchr() 関数は、 ISO/IEC 9899:1990 (“ISO C90”) に適合しています。

memrchr() 関数は、GNU の拡張であり、どんな規格にも適合していません。

歴史

memrchr() 関数は、GNU libc 2.1.91 ではじめて登場し、この実装は、 OpenBSD 4.3 に由来し、 FreeBSD 6.4 ではじめて登場しました。
April 9, 2008 FreeBSD