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KLD(3)
KLD(3) FreeBSD Library Functions Manual KLD(3)

名称

kld_isloaded, kld_loadkld ユーティリティ関数

ライブラリ

System Utilities Library (libutil, -lutil)

書式

#include < libutil.h>

int
kld_isloaded( const char *name);

int
kld_load( const char *name);

解説

これらの関数は、ユーザランドアプリケーションからのカーネルモジュールをロードすることを手助けします。

kld_isloaded() 関数は、名前を取り、その名前のモジュールが現在ロードされているなら 0 以外の値を返します。名前は、モジュールファイルの名前 ( cpufreq.ko)、 .ko 拡張子のない同じ名前 ( cpufreq)、または、そのファイルに含まれているモジュールの名前 ( cpu/ichss) のいずれかを指定できます。後者のみ、モジュールがカーネルにコンパイルされているなら、正確な結果を返します。

kld_load() 関数は、 kldload(2) 関数の単純なラッパです。対応する kldload() 呼び出しが成功した場合のみ、0 を返すか、または (要求されたモジュールが既にロードされたことを示す) EEXIST を返します。

歴史

kld_isloaded() と kld_load() 関数は、 FreeBSD 6.3 ではじめて登場しました。

作者

kld_isloaded() と kld_load() 関数とこのマニュアルページは、 Dag-Erling Smørgrav <des@FreeBSD.org>によって書かれました。
February 18, 2006 FreeBSD