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KINFO_GETFILE(3)
KINFO_GETFILE(3) FreeBSD Library Functions Manual KINFO_GETFILE(3)

名称

kinfo_getfileプロセスごとのファイル記述子の情報を得るための関数

ライブラリ

System Utilities Library (libutil, -lutil)

書式

#include < sys/types.h>
#include < libutil.h>

struct kinfo_file *
kinfo_getfile( pid_t pid, int *cntp);

解説

この関数は、特定のプロセスのファイル記述子の情報を得るために使用されます。

pid フィールドは、プロセス識別子を含んでいます。これは、利用者がアクセスする特権があるプロセスであるべきです。 cntp フィールドによって、呼び出し側は、いくつのレコードが返されるかを知ることができます。

この関数は、 KERN_PROC_FILEDESC mib をつけた sysctl(3) 周りのラッパです。カーネルは、パックされた構造体を返しますが、この関数は、固定長レコード形式でデータを拡張します。

戻り値

成功すれば、 kinfo_getfile() 関数は、 < sys/user.h> に定義されている struct kinfo_file 構造体の配列へのポインタを返します。配列は、 malloc(3) への内部の呼び出しによって取得され、 free(3) への呼び出しで呼び出し側によって解放されなければなりません。失敗すれば、 kinfo_getfile() 関数は、 NULL を返します。
December 6, 2008 FreeBSD