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menu_hook(3X)
menu_hook(3X) menu_hook(3X)

名称

menu_hook - アプリケーションによる自動呼び出しのホックを設定する

書式

#include <menu.h>
 
int set_item_init(MENU *menu, Menu_Hook func);
 
Menu_Hook item_init(const MENU *menu);
 
int set_item_term(MENU *menu, Menu_Hook func);
 
Menu_Hook item_term(const MENU *menu);
 
int set_menu_init(MENU *menu, Menu_Hook func);
 
Menu_Hook menu_init(const MENU *menu);
 
int set_menu_term(MENU *menu, Menu_Hook func);
 
Menu_Hook menu_term(const MENU *menu);
 

解説

これらの関数は、 menu_driver によって、入力イベントコードの自動処理中の様々なポイントで呼び出されるホック関数を可能にします。

関数 set_item_init はメニュー記入時と (変更の後の) 選択された項目変更毎に呼ばれるホックを設定します。 item_init は、もしあれば現在の項目初期ホック (そのようなホックがない場合、 NULL) を返します。

関数 set_item_term はメニューを未記入時と (変更の前の) 選択された項目変更毎に呼ばれるホックを設定します。 item_term は、もしあれば現在の項目ホック (そのようなホックがない場合、 NULL) を返します。

関数 set_menu_init は、メニュー記入時と一旦それが記入されれば、メニューのトップ行変更直後に呼ばれるホックを設定します。 menu_init は、もしあれば現在のメニュー初期ホック (そのようなホックがない場合、 NULL) を返します。

関数 set_menu_term は、メニュー未記入時と一旦それが記入されれば、メニューのトップ行変更直前に呼ばれるホックを設定します。 menu_term は、もしあれば現在の項目ホック (そのようなホックがない場合、 NULL) を返します。

戻り値

ポインタを返すルーチンはエラーの場合 NULL を返します。他のルーチンは次の一つを返します:
E_OK
ルーチンが成功した。
E_SYSTEM_ERROR
システムエラーが生じた ( errno 参照)。

関連項目

curses(3X), menu(3X)

ヘッダファイル <menu.h> は自動的にヘッダファイル <curses.h> を含んでいます。

移植性

これらのルーチンは System V メニューライブラリをエミュレートします。それらは Version 7 または BSD バージョンではサポートされませんでした。

作者

Juergen Pfeifer。マニュアルページと新しい curses の適応は Eric S. Raymond。