ISSPACE(3) |
FreeBSD Library Functions Manual |
ISSPACE(3) |
名称
isspace —
空白類文字のテスト
ライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)
書式
#include < ctype.h>
int
isspace( int c);
int
isspace_l( int c, locale_t loc);
解説
isspace() 関数は、空白類文字であるかどうかをテストします。ロケールにかかわらず、これは、次の標準文字を含みます:
``\t'' |
``\n'' |
``\v'' |
``\f'' |
``\r'' |
`` '' |
"C"ロケールでは、 isspace() は、これらの文字のみに対して 0 以外を返します。引数の値は、 unsigned char または EOF の値として表現可能でなければなりません。
isspace_l() 関数は、明示的にロケール引数を取るのに対して、 isspace() 関数は、現在のグローバルなロケールまたはスレッドごとのロケールを使用します。
戻り値
isspace() と
isspace_l() 関数は、文字テストが偽であるなら、0 を返し、文字テストが真であるなら、0 以外を返します。
互換性
大きな文字セットのロケールで
unsigned char タイプの範囲を越える引数を受け付ける
4.4BSD 拡張は、時代遅れであるとみなされて、今後のリリースではサポートされないかもしれません。
iswspace() 関数が代わりに使用されるべきです。
規格
isspace() 関数は、 ISO/IEC 9899:1990 (“ISO C90”) に適合しています。
isspace_l() 関数は、 IEEE Std 1003.1-2008 (“POSIX.1”) に適合しています。