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ISPUNCT(3)
ISPUNCT(3) FreeBSD Library Functions Manual ISPUNCT(3)

名称

ispunct句読点文字のテスト

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < ctype.h>

int
ispunct( int c);

int
ispunct_l( int c, locale_t loc);

解説

ispunct() 関数は、空白 (‘  ’) または isalnum(3) が真である文字を除いて、印刷可能文字であるかどうかをテストします。引数の値は、 unsigned char または EOF の値として表現可能でなければなりません。

ASCII 文字集合では、これは、次の文字 (8 進数で示される、それらの数値をつけて) を含んでいます:

041 ``!'' 042 ``"'' 043 ``#'' 044 ``$'' 045 ``%''
046 ``&'' 047 ``''' 050 ``('' 051 ``)'' 052 ``*''
053 ``+'' 054 ``,'' 055 ``-'' 056 ``.'' 057 ``/''
072 ``:'' 073 ``;'' 074 ``<'' 075 ``='' 076 ``>''
077 ``?'' 100 ``@'' 133 ``['' 134 ``\'' 135 ``]''
136 ``^'' 137 ``_'' 140 ```'' 173 ``{'' 174 ``|''
175 ``}'' 176 ``~''

ispunct_l() 関数は、明示的にロケール引数を取るのに対して、 ispunct() 関数は、現在のグローバルなロケールまたはスレッドごとのロケールを使用します。

戻り値

ispunct() と ispunct_l() 関数は、文字テストが偽であるなら、0 を返し、文字テストが真であるなら、0 以外を返します。

互換性

大きな文字セットのロケールで unsigned char タイプの範囲を越える引数を受け付ける 4.4BSD 拡張は、時代遅れであるとみなされて、今後のリリースではサポートされないかもしれません。 iswpunct() 関数が代わりに使用されるべきです。

関連項目

ctype(3), iswpunct(3), ascii(7)

規格

ispunct() 関数は、 ISO/IEC 9899:1990 (“ISO C90”) に適合しています。 ispunct_l() 関数は、 IEEE Std 1003.1-2008 (“POSIX.1”) に適合しています。
July 30, 2012 FreeBSD