FPCLASSIFY(3) | FreeBSD Library Functions Manual | FPCLASSIFY(3) |
名称
fpclassify, isfinite, isinf, isnan, isnormal — 浮動小数点数を分類するライブラリ
Math Library (libm, -lm)書式
#include < math.h> int
fpclassify( real-floating x);
int
isfinite( real-floating x);
int
isinf( real-floating x);
int
isnan( real-floating x);
int
isnormal( real-floating x);
解説
fpclassify() マクロは x 引数を取って、次に明示する定数の 1 つを返します。- FP_INFINITE
- x が無限の数であることを示します。
- FP_NAN
- x が数でない (NaN) ことを示します。
- FP_NORMAL
- x が正規化された数であることを示します。
- FP_SUBNORMAL
- x が非正規化された数であることを示します。
- FP_ZERO
- x が 0 (0 か-0) であることを示します。
isfinite() マクロは、その引数が有限数 (0, 非正規化または正規化) である時かつその時に限り、 0 でない値を返します。 isinf(), isnan() と isnormal() マクロは x がそれぞれ無限、NaN、または非 0 の正規化された数である時かつその時に限り、 0 以外を返します。
シンボル isnanf() は互換性のために isnan() の別名として提供されています、そして、その使用は推奨されません。同様に、 finite() と finitef() は isfinite() の推奨されないバージョンです。
規格
fpclassify(), isfinite(), isinf(), isnan(), と isnormal() マクロは、 ISO/IEC 9899:1999 (“ISO C99”) に適合しています。歴史
fpclassify(), isfinite(), isinf(), isnan() と isnormal() マクロは、 FreeBSD 5.1 で追加されました。 3BSD で double 引数を受け付ける isinf() と isnan() 関数が導入されました。これらは上で説明されたマクロによって入れ換えられました。January 26, 2005 | FreeBSD |