EN JA
ISCNTRL(3)
ISCNTRL(3) FreeBSD Library Functions Manual ISCNTRL(3)

名称

iscntrl制御文字のテスト

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < ctype.h>

int
iscntrl( int c);

int
iscntrl_l( int c, locale_t loc);

解説

iscntrl() 関数は、制御文字かどうかテストします。引数の値は、 unsigned char または EOF の値として表現できるものでなければなりません。

ASCII 文字集合では、これは、次の文字を含みます (それらの数値は、8 進数で表示します):

000 NUL 001 SOH 002 STX 003 ETX 004 EOT
005 ENQ 006 ACK 007 BEL 010 BS 011 HT
012 NL 013 VT 014 NP 015 CR 016 SO
017 SI 020 DLE 021 DC1 022 DC2 023 DC3
024 DC4 025 NAK 026 SYN 027 ETB 030 CAN
031 EM 032 SUB 033 ESC 034 FS 035 GS
036 RS 037 US 177 DEL

iscntrl_l() 関数は、明示的なロケールの引数を取り、一方、 iscntrl() 関数は、現在のグローバルか、またはスレッドごとのロケールを使用します。

戻り値

iscntrl() 関数は、文字テストが偽であるなら、0 を返し、文字テストが真であるなら、0 以外を返します。

互換性

大きな文字セットのロケールで unsigned char タイプの範囲を越える引数を受け付ける 4.4BSD 拡張は、時代遅れであるとみなされて、今後のリリースではサポートされないかもしれません。 iswcntrl() 関数が代わりに使用されるべきです。

規格

iscntrl() 関数は、 ISO/IEC 9899:1990 (“ISO C90”) に適合しています。 iscntrl_l() 関数は、 IEEE Std 1003.1-2008 (“POSIX.1”) に適合しています。
July 17, 2005 FreeBSD