GETBOOTFILE(3) |
FreeBSD Library Functions Manual |
GETBOOTFILE(3) |
名称
getbootfile —
カーネルブートファイル名を取得する
ライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)
書式
#include < paths.h>
const char *
getbootfile( void);
解説
getbootfile() 関数は、現在のカーネルがロードされたファイルのフルパス名を検索し、名前への静的なポインタを返します。この情報への読み込み/書き込みインタフェースは、
sysctl(3) MIB 変数“
kern.bootfile
”によって利用可能です。
戻り値
呼び出しが成功するなら、パス名を与える文字列が返されます。失敗するなら、NULL ポインタが返され、エラーコードは、グローバルな位置
errno に置かれます。
歴史
getbootfile() 関数は、
FreeBSD 2.0 で登場しました。
バグ
ブートブロックがブート時にカーネルにこの情報を渡すために修正されていないなら、実際のブートファイルの代わりに静的な文字列“
/boot/kernel/kernel”が返されます。