EN JA
GETWC(3)
GETWC(3) FreeBSD Library Functions Manual GETWC(3)

名称

fgetwc, getwc, getwchar入力ストリームから次のワイド文字を取得する

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < stdio.h>
#include < wchar.h>

wint_t
fgetwc( FILE *stream);

wint_t
getwc( FILE *stream);

wint_t
getwchar( void);

解説

fgetwc() 関数は、 stream で指したストリームから、(存在するなら) 次の入力ワイド文字を取得するか、または、 ungetwc(3) によってそのストリームにプッシュバックされた、次の文字を取得します。

getwc() 関数は fgetwc() と基本的に同じ振る舞いをします。

getwchar() 関数は、引数 stdin を指定した getwc() と同等です。

戻り値

成功した場合、これらのルーチンは stream から次のワイド文字を返します。ストリームがファイルの終わりに達したか、または読み込みエラーが発生した場合は WEOF を返します。ファイルの終わりか、エラーなのかを識別するには、ルーチン feof(3)ferror(3) を使用する必要があります。エラーが発生した場合は、グローバル変数 errno にエラーを示す値が設定されます。ファイルの終りを示す状態は端末であってもそのまま残り、 clearerr(3) によって状態がクリアされなければ、その後の読み込みに対しても WEOF を返します。

規格

fgetwc(), getwc() と getwchar() 関数は、 ISO/IEC 9899:1999 (“ISO C99”) に適合しています。
March 3, 2004 FreeBSD