EN JA
FEGETROUND(3)
FEGETROUND(3) FreeBSD Library Functions Manual FEGETROUND(3)

名称

fegetround, fesetround浮動小数点の丸め制御

ライブラリ

Math Library (libm, -lm)

書式

#include < fenv.h>

#pragma STDC FENV_ACCESS ON

int
fegetround( void);

int
fesetround( int round);

解説

fegetround() 関数は現在の浮動小数点の丸めモードを決定し、 fesetround() 関数は現在の丸めモードを round に設定します。丸めモードは、 fenv(3) で説明される FE_TONEAREST, FE_DOWNWARD, FE_UPWARD または FE_TOWARDZERO, です。

戻り値

fegetround() ルーチンは、現在の丸めモードを返します。 fesetround() 関数は成功すれば 0 を返し、そうでなければ、0 以外を返します。しかしながら、現在の実現は常に成功します。

規格

fegetround() と fesetround() 関数は、 ISO/IEC 9899:1999 (“ISO C99”) に適合しています。

歴史

これらのルーチンは、 FreeBSD 5.3 ではじめて登場しました。それらは標準的でない fpgetround(3)fpsetround(3) 関数に取って代わります。
May 8, 2004 FreeBSD