名称

elf_rawfile — ELF ファイルの解釈されない内容を返す

ライブラリ

ELF Access Library (libelf, -lelf)

書式

#include < libelf.h>

char *
elf_rawfile( Elf *elf, size_t *sz);

解説

関数 elf_rawfile() は、ELF 記述子 elf によって参照されるファイルの解釈されない内容を返します。

引数 sz が NULL でないなら、関数は、それが指す位置にファイルのサイズをバイト単位で格納します。エラーに遭遇するなら、この位置に 0 の値が書き込まれます。

戻り値

関数 elf_rawfile() は、成功すれば、有効なポインタを返し、エラーが生じるなら NULL を返します。

エラー

関数 elf_rawfile() は、次のエラーで失敗します:

[ ELF_E_ARGUMENT]

引数 elf は、NULL でした。

[ ELF_E_SEQUENCE]

引数 elf は、書き込みためにオープンされ、関数 elf_rawfile() は、 elf_update(3) の前に呼び出されました。

関連項目

elf(3), elf_getdata(3), elf_getident(3), elf_kind(3), elf_update(3)