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名称
bkgdset, wbkgdset, bkgd, wbkgd, getbkgd - curses ウィンドウのバックグラウンド (背景) 操作ルーチン書式
#include <curses.h>void bkgdset(chtype ch);
void wbkgdset(WINDOW *win, chtype ch);
int bkgd(chtype ch);
int wbkgd(WINDOW *win, chtype ch);
chtype getbkgd(WINDOW *win);
解説
bkgdset と wbkgdset ルーチンは、指定されたウィンドウの背景を操作します。ウィンドウの背景は、属性 (すなわち、表現 (rendition)) と文字の任意の組み合わせから成る chtype です。背景の属性部分は、 waddch でウィンドウに書き込まれるすべての空白でない文字と (論理 OR で) 組み合わされます。背景の文字と属性部分の両方は、空白文字と組み合わされます。背景は、文字のプロパティとなり、任意のスクロールと行/文字の挿入/削除の操作によって文字といっしょに移動します。特別な端末での可能な範囲で、背景の属性部分は、画面に置かれた文字のグラフィック表現として表示されます。
bkgd と wbkgd の関数は、現在のウィンドウまたは指定されたウィンドウの背景プロパティを設定し、次に、そのウィンドウのすべての文字の位置に、この設定を適用します。
画面上のすべての文字の表現は、新しい背景の表現に変更されます。
前の背景文字が現われるところならどこでも、新しい背景文字に変更されます。
getbkgd 関数は、与えられたウィンドウの現在の背景文字/属性ペアを返します。