CLOCK_GETCPUCLOCKID(3) |
FreeBSD Library Functions Manual |
CLOCK_GETCPUCLOCKID(3) |
名称
clock_getcpuclockid —
プロセス CPU 時間クロックにアクセスする
ライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)
書式
#include < time.h>
int
clock_getcpuclockid( pid_t pid, clockid_t *clock_id);
解説
clock_getcpuclockid() は、
pid によって指定されたプロセスの CPU 時間クロックのクロック ID を返します。
pid によって記述されたプロセスが存在し、呼び出しているプロセスにパーミッションがあるなら、このクロックのクロック ID は、
clock_id に返されます。
pid が 0 であるなら、 clock_getcpuclockid() 関数は、 clock_id に、呼び出しを行うプロセスの CPU 時間クロックのクロック ID を返します。
戻り値
成功して完了するなら、
clock_getcpuclockid() は、0 を返します。そうでなければ、エラー番号がエラーを示すために返されます。
エラー
clock_getcpuclockid() 関数は、次の場合に失敗します:
-
[
EPERM]
-
要求するプロセスに、プロセスのための CPU 時間クロックにアクセスするパーミッションがありません。
-
[
ESRCH]
-
pid によって指定されたプロセスに対応するプロセスを見つけることができません。
規格
clock_getcpuclockid() 関数は、 IEEE Std 1003.1-2001 (“POSIX.1”) に適合しています。
歴史
clock_getcpuclockid() 関数は、
FreeBSD 10.0 ではじめて登場しました。
作者
David Xu <davidxu@FreeBSD.org>