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CGREAD(3)
CGREAD(3) FreeBSD Library Functions Manual CGREAD(3)

名称

cgread, cgread1, cgwrite1UFS ディスクのシリンダグループを読み込む/書き込む

ライブラリ

UFS File System Access Library (libufs, -lufs)

書式

#include < sys/param.h>
#include < sys/mount.h>
#include < ufs/ufs/ufsmount.h>
#include < ufs/ufs/dinode.h>
#include < ufs/ffs/fs.h>
#include < libufs.h>

int
cgread( struct uufsd *disk);

int
cgread1( struct uufsd *disk, int c);

int
cgwrite1( struct uufsd *disk, int c);

解説

cgread() と cgread1() 関数は libufs(3) の使用者のためにシリンダグループの読み込みを提供します。 cgread1() 関数は c によって指定された 1 つのシリンダグループをユーザランド UFS ディスク構造の d_cg フィールドに読み込みます。それは d_lcg フィールドをシリンダグループ番号 c に設定します。

cgread() 関数はシーケンシャル (連続した) シリンダグループを操作します。 cgread() 関数の呼び出しは、現在の d_ccg フィールドの値に同等なシリンダグループの指示子で cgread1() を呼び出し、次に、 d_ccg フィールドを増加することと同様です。

cgwrite1() 関数は、ディスク上のユーザランド UFS ディスク構造の d_cg フィールドから c によって指定されたシリンダグループに格納します。

戻り値

両方の関数はそれ以上読み込むシリンダグループがなければ 0 を返し、シリンダグループがもっとあるなら 1 を返し、エラーであれば-1 を返します。

エラー

関数 cgread() は失敗すればライブラリ関数 bread(3) で明記されたエラーのいずれかが errno に設定されます。

関数 cgread1() は cgread() の失敗と意味的に同じ状況があります。

関数 cgwrite1() は、失敗して、ライブラリ関数 bwrite(3) で明記されたエラーのいずれかが errno に設定されます。

関連項目

bread(3), bwrite(3), libufs(3)

歴史

これらの関数は、 libufs(3) の一部として FreeBSD 5.1 ではじめて登場しました。

作者

Juli Mallett <jmallett@FreeBSD.org>
June 4, 2003 FreeBSD