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RPC_CLNT_AUTH(3)
RPC_CLNT_AUTH(3) FreeBSD Library Functions Manual RPC_CLNT_AUTH(3)

名称

auth_destroy, authnone_create, authsys_create, authsys_create_defaultクライアント側のリモートプロシージャ呼び出し認証のためのライブラリルーチン

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < rpc/rpc.h>

void
auth_destroy( AUTH *auth);

AUTH *
authnone_create( void);

AUTH *
authsys_create( const char *host, const uid_t uid, const gid_t gid, const int len, const gid_t *aup_gids);

AUTH *
authsys_create_default( void);

解説

これらのルーチンは必要な認証を備えて、 C 言語プログラムでネットワークの向こう側の他のマシン上でプロシージャ呼び出しをできるようにする RPC ライブラリの一部です。

これらのルーチンは、通常 CLIENT ハンドルを作成した後に呼び出されます。 CLIENT 構造体の cl_auth フィールドは次のルーチンのいくつかで返された AUTH 構造体によって初期化されるべきです。クライアントの認証情報は RPC 呼び出しが行われるとき、サーバに渡されます。

認証の NULLSYS スタイルのみ、ここで議論されます。

ルーチン

auth_destroy()
auth に関連している認証情報を破壊する関数マクロです。破壊は通常、プライベートデータの割り付けの解放を必要とします。 auth の使用は auth_destroy() を呼び出した後、不定です。
authnone_create()
それぞれのリモートプロシージャ呼び出しで使用不可能な認証情報を渡す、 RPC 認証ハンドルを作成して返します。これは RPC によって使用されたデフォルトの認証です。
authsys_create()
AUTH_SYS 認証情報を含む RPC 認証ハンドルを作成して返します。 host 引数は情報が作成されたマシンの名前です。 uid はユーザのユーザ ID です。 gid はユーザの現在のグループ ID です。 lenaup_gids はユーザが属するグループの数えられた配列を参照します。
authsys_create_default()
適切な引数で authsys_create() を呼び出します。
May 7, 1993 FreeBSD