SETSID(2) |
FreeBSD System Calls Manual |
SETSID(2) |
名称
setsid —
セッションを作成し、プロセスグループ ID を設定する
ライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)
書式
#include < unistd.h>
pid_t
setsid( void);
解説
setsid() システムコールは、新しいセッションを作成します。呼び出しているプロセスは、新しいセッションのセッションリーダで、新しいプロセスグループのプロセスグループリーダで、制御端末はありません。呼び出しているプロセスは、セッションまたはプロセスグループのいずれかの唯一のプロセスです。
戻り値
成功して終了すると、
setsid() システムコールは、呼び出しているプロセスのプロセス ID と同じ、新しいプロセスグループのプロセスグループ ID の値を返します。エラーが生じるなら、
setsid() は、-1 を返し、グローバル変数
errno は、エラーを示す値が設定されます。
エラー
setsid() システムコールは、次の場合に失敗します:
-
[
EPERM]
-
呼び出しているプロセスが、既にプロセスグループリーダです、または呼び出しているプロセス以外のプロセスのプロセスグループ ID が、呼び出しているプロセスのプロセス ID と一致しています。
規格
setsid() システムコールは、 IEEE Std 1003.1-1990 (“POSIX.1”) に準拠するはずです。