KLDLOAD(2) |
FreeBSD System Calls Manual |
KLDLOAD(2) |
名称
kldload —
カーネルに KLD ファイルをロードする
ライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)
解説
kldload() システムコールは、カーネルリンカを使用してカーネルに kld ファイルをロードします。
戻り値
kldload() システムコールは、カーネルにロードされた kld ファイルのファイル ID (fileid) を返します。エラーが生じるなら、
kldload() は、-1 を返し、
errno にエラーを示す値を設定します。
エラー
指定されたファイルは、次の場合でなければ、ロードされます:
-
[
EPERM]
-
ファイルを読み込むためのアクセスができないか、またはカーネルにリンクできません。
kld システムコールを使用することができる root ユーザであるべきです。
-
[
EFAULT]
-
kld 情報をカーネル空間に追加するとき、不正なアドレスに遭遇しました。
-
[
ENOMEM]
-
カーネルにファイルをロードするためのメモリがありません。
-
[
ENOENT]
-
ファイルが見つかりませんでした。
-
[
ENOEXEC]
-
file のファイル形式が認識されませんでした。
-
[
EEXIST]
-
供給された
file が既にロードされていました。
関連項目
kldfind(2),
kldfirstmod(2),
kldnext(2),
kldstat(2),
kldsym(2),
kldunload(2),
modfind(2),
modfnext(2),
modnext(2),
modstat(2),
kld(4),
kldload(8)
歴史
kld インタフェースは、
FreeBSD 3.0 ではじめて登場しました。