AIO_RETURN(2) |
FreeBSD System Calls Manual |
AIO_RETURN(2) |
名称
aio_return —
非同期 I/O 操作の返り状態を検索する (リアルタイム)
ライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)
書式
#include < aio.h>
int
aio_return( struct aiocb *iocb);
解説
aio_return() システムコールは、
iocb によって指されるる構造体に関連した非同期 I/O 要求の最終状態を返します。
aio_return() システムコールは、一旦それが完了した非同期 I/O 操作の最終状況を取得するために一度だけ呼び出されるべきです、 ( aio_error(2) は、 EINPROGRESS) 以外の何かを返します)。
戻り値
非同期 I/O 要求が完了しているなら、
read(2),
write(2) または
fsync(2) に記述されているように、状態が返されます。そうでなければ、
aio_return() は、-1 を返し、
errno にエラー状態を示す値が設定されます。
エラー
aio_return() システムコールは、次の場合に失敗します:
-
[
EINVAL]
-
iocb 引数が完了して非同期 I/O 要求を参照していません。
規格
aio_return() システムコールは、 IEEE Std 1003.1 (“POSIX.1”) 規格に適合するはずです。
歴史
aio_return() システムコールは、
FreeBSD 3.0 ではじめて登場しました。
作者
このマニュアルページは、
Wes Peters <wes@softweyr.com>によって書かれました。