ZDIFF(1) | FreeBSD General Commands Manual | ZDIFF(1) |
名称
zcmp, zdiff — 圧縮されたファイルを比較する書式
zcmp | [ options] file [ file2] |
zdiff | [ options] file [ file2] |
解説
zcmp と zdiff は、圧縮されたファイルを比較するために、それぞれ cmp(1) または diff(1) を呼び出すフィルタです。指定されるすべての options (オプション) は、 cmp(1) または diff(1) に渡されます。file1 だけが指定されるなら、拡張子を取り除いて同じ名前のファイルに対して比較されます。 file1 または file2 の両方が指定されているとき、いずれのファイルも圧縮されます。訳注: 圧縮ではなく、圧縮復元して比較の間違いか。
gzip(1) によって処理される拡張子は、次の通りです:
- z, Z,
- gz,
- taz,
- tgz。
bzip2(1) によって処理される拡張子は、次の通りです:
- bz,
- bz2,
- tbz,
- tbz2。
xz(1) によって処理される拡張子は、次の通りです:
- lzma,
- xz,
- tlz,
- txz。
環境変数
- TMPDIR
- 一時ファイルを置くディレクトリ。設定されなければ、 /tmp が使用されます。
関連ファイル
- /tmp/zcmp.XXXXXXXXXX
- zcmp のための一時ファイル。
- /tmp/zdiff.XXXXXXXXXX
- zdiff のための一時ファイル。
警告
zcmp と zdiff は、圧縮されたファイルかどうかを決定するためにファイル拡張子のみを当てにします。したがって、次は、引数としてサポートされません:- ディレクトリ
- デバイス型特殊ファイル
- 標準入力 (“-”) を示すファイル名
May 23, 2011 | FreeBSD |