UNAME(1) | FreeBSD General Commands Manual | UNAME(1) |
名称
uname — システムに関する情報を表示する書式
uname | [ -aiKmnoprsUv] |
解説
uname コマンドは、オペレーティングシステムの実装の名前を標準出力に書き込みます。オプションが指定されるとき、1 つ以上のシステム特性を表わす文字列が、標準出力に書き込まれます。オプションは、次の通りです:
- -a
- まるでオプション -m, -n, -r, -s と -v が指定されたかのように振る舞います。
- -i
- カーネルの識別を標準出力に書き込みます。
- -K
- カーネルの FreeBSD バージョンを書き込みます。
- -m
- 現在のハードウェアのプラットフォームのタイプを標準出力に書き込みます。
- -n
- システムの名前を標準出力に書き込みます。
- -o
- これは、他のシステムとの互換性のための -s オプションの同義語です。
- -p
- マシンプロセッサアーキテクチャのタイプを標準出力に書き込みます。
- -r
- オペレーティングシステムの現在のリリースレベルを標準出力に書き込みます。
- -s
- オペレーティングシステムの実装の名前を標準出力に書き込みます。
- -U
- ユーザ環境の FreeBSD バージョンを書き込みます。
- -v
- オペレーティングシステムのこのリリースのバージョンレベルを標準出力に書き込みます。
-a フラグが指定されるか、または複数のフラグが指定されるなら、すべての出力は、空白によって区切られて単一の行に書き込まれます。
-K と -U フラグは、追加の FreeBSD 開発とユーザ可視の変更の細粒の区別のために使用されることを目的としています。
環境変数
( -a を除いて) uname ユーティリティへのあらゆるフラグが続く文字列 UNAME_ から構成される環境変数によって、対応するデータは、環境変数の内容に設定することができます。終了ステータス
The uname utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.規格
uname コマンドは、 IEEE Std 1003.2 (“POSIX.2”) 仕様に適合するはずです。歴史
uname コマンドは、 PWB UNIX で登場しました。-K と -U 拡張フラグは、 FreeBSD 10.0 で登場しました。
November 20, 2013 | FreeBSD |