TTY(1) | FreeBSD General Commands Manual | TTY(1) |
名称
tty — ユーザの端末名を返します書式
tty | [ -s] |
解説
tty ユーティリティは、標準入力にアタッチされている端末の名前を標準出力に書き込みます。書き込まれる名前は、 ttyname(3) によって返された文字列です。標準入力が端末でないなら、メッセージ“not a tty
”が書き込まれます。オプションは、次の通りです:
- -s
-
端末の名前を書き込みません。このオプションが指定されるとき、終了ステータスのみ影響されます。
-s オプションは、“
test -t 0
”コマンドが適切であるので推奨されません。
終了ステータス
tty ユーティリティは、標準入力が端末であるなら、0 で、標準入力が端末でないなら、1 で、そしてエラーが生じたなら、>1 で終了します。規格
tty ユーティリティは、 IEEE Std 1003.2 (“POSIX.2”) 互換のはずです。歴史
tty コマンドは、 Version 1 AT&T UNIX で登場しました。June 6, 1993 | FreeBSD |