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SETFIB(1)
SETFIB(1) FreeBSD General Commands Manual SETFIB(1)

名称

setfib代替のデフォルトネットワークの視点でユーティリティを実行する

書式

setfib [ -F] fib utility [ argument ...]

解説

setfib ユーティリティは、異なったルーティングテーブル (経路表) で別の utility を実行します。テーブル番号 fib は、このプロセスまたは子孫によって開始されたすべてのソケットに対してデフォルトで使用されます。

環境変数

PATH 環境変数は、名前に‘ /’文字を含んでいないなら、要求された utility を位置付けるために使用されます。

終了ステータス

utility が呼び出されるなら、 setfib の終了ステータスは、 utility の終了ステータスです。

126 の終了ステータスは、 utility を見つけましたが、実行できなかったことを示します。 127 の終了ステータスは、 utility を見つけることができなかったことを示します。

使用例

2 番目のルーティングテーブルを見るために、ユーティリティ‘netstat’を実行します。

setfib -F 1 netstat -rn

または

setfib 1 netstat -rn

または

setfib -1 netstat -rn

関連項目

setfib(2), setsockopt(2)

規格

setfib ユーティリティは、 FreeBSD 特有の拡張です。しかしながら、多くの UNIX に似たシステムには、同等の機能があります。

歴史

setfib ユーティリティは、 FreeBSD 7.1 で登場しました。
October 20, 2008 FreeBSD