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SEND-PR(1)
SEND-PR(1) FreeBSD General Commands Manual SEND-PR(1)

名称

send-pr -中央サポートサイトに問題報告書 (PR) を送る

書式

send-pr [ site ] [ -f problem-report ] [ -t mail-address ]
 

[ -P ] [ -L ] [ -s severity ] [ -V ]
 
[ --version ] [ -c address ] [ -a file ]

解説

send-pr は、中央サポートサイトに対して、 problem report (問題報告書 (PR)) を送るために使うツールです。大抵の場合は正しい site がデフォルトとなっているはずです。この引数は、問題のカテゴリに対して責任をもつサポートサイトを指し示します。いくつかのサイトはデフォルトとしてローカルアドレスを使っていることでしょう。 site は、 aliases(5) を使って定義されます。

send-pr を実行すると、エディタが起動され、用意されているテンプレートが (いくつかのフィールドにもっともらしいデフォルトの値をあてはめてから) 読み込まれます。エディタを終了すると、 send-pr は、サポートサイトの Problem Report Management System ( GNATS) に書き込み終えた書式をメールで送ります。サポートサイトでは、PR に唯一の番号を割り当てて、その問題のカテゴリと submitter-id とともに、 GNATS データベースに保存しています。 GNATS は PR を受理したこと知らせるために、問題のカテゴリの引用と PR 番号とを自動的に返送します。

PR がすぐに処理されるようにするためには、問題の属す領域を識別するため、指定可能 カテゴリから一つを選んで記入する必要があります。 (カテゴリの一覧は `send-pr -L' で見ることができます。)

問題の記述がより正確であり、提供される情報がより完全であればあるほど、サポートチームは問題をそれだけ早く解決することができます。

send-pr は、正しく動作するために正しく設定されたメール送出システムに依存します。何らかの理由でメールが送信できないなら、問題報告書 (PR) は、次の web を通して提出することができます:

http://www.freebsd.org/send-pr.html

オプション

-f problem-report
すでに記入した PR ファイルを problem-report に指定できます。 send-pr はエディタを起動せずに指定したファイルを送ります。 problem-report`-' のときは send-pr は、標準入力から読み込みます。
-s severity
PR の重大度を、 severity と指定します。
-t mail-address
PR を送るサイトのメールアドレスを変更します。デフォルトの mail-address (メールアドレス) は、デフォルト site (サイト) のものが使われます。特殊な状況を除き、このオプションではなく、 site 引数を使って下さい。
-c address
address を、メッセージの Cc: ヘッダ中に入れます。
-a file
指定した fileFix: 節にコピーします。バイナリファイルは uuencode されます。
-P
環境変数 PR_FORM で指定されたテンプレートを標準出力に出力します。 PR_FORM が定義されていないときは、標準のブランク PR テンプレートが出力されます。メールは送られません。
-L
指定可能なカテゴリの一覧が表示されます。メールは送られません。
-V
send-pr のバージョン番号を表示します。 --version 指定でも表示可能です。

注: PR を提出するためには、PR を直接メールするのではなく、 send-pr を使いましょう。テンプレートと send-pr の両方を使うことによって、必要な情報のすべてがサポートサイトに確実に届きやすくなります。

FREEBSD のカテゴリ

advocacy
これは支持 WWW ページのために使用します。現在 www カテゴリに賛成して推奨されないので、このカテゴリの適切な代替の使用が奨励されます。
alpha
Alpha プロセッサ固有の問題。
amd64
AMD64 プロセッサ固有の問題。
arm
ARM プロセッサ固有の問題。
bin
システムの実行形式の修正または拡張。
conf
システムの設定ファイルの修正または拡張。
docs
マニュアルページまたは他の文書の修正または拡張。
gnu
GNU 提供ソフトウェアの修正または拡張。
i386
Intel x86 プロセッサ固有の問題。
ia64
Intel ia64 プロセッサ固有の問題。
java
Java 関連の問題。
kern
アーキテクチャ独立カーネルソースの修正または拡張。
misc
他のカテゴリにあてはまらない問題。
ports
ports collection の修正または拡張 (新規 ports を含みます)。
powerpc
PowerPC プロセッサ固有の問題。
sparc64
SPARC プロセッサ固有の問題。
standards
標準への適合に関する件。
threads
FreeBSD のスレッドに関連する問題。
usb
USB サブシステムに関連する問題。
www
FreeBSD ウェブサイトの変更または向上。

環境変数

環境変数 EDITOR は、テンプレートを編集する際に使用するエディタを指定します。
 
デフォルト: vi
 
環境変数 MAIL_AGENT が設定されていれば、 problem report の送信時に起動される実行形式の、パス + コマンド行引数として使用されます。 (problem report は標準入力として渡されます)。
 
sendmail 以外の MTA を使用している場合や、正当な FQDN を持たないマシン上でエンベロープセンダ等の追加パラメータの指定が必要な場合に、有用です。
 
デフォルト値: /usr/sbin/sendmail -oi -t
 
環境変数 PR_FORM が設定されていれば、その値は編集する PR のテンプレートのファイル名として使われます。部分的に埋められた記入書式 (たとえば、 identification フィールドがすでに完成した書式など) を使って始めようとする場合に、この環境変数を使うことができます。

問題報告書 (PR) の記入方法

プログラムが容易に PR を扱うことができるようにするため、 PR はある形式に従っている必要があります。以下のガイドラインを覚えておきましょう:
それぞれの PR には、 一つの問題 だけを記述しましょう。
フォローアップメールには、自動返送されて来るメールと同じサブジェクトを使いましょう。サブジェクトは、カテゴリ、PR 番号、もともとの概要 (synopsis) 行から構成されています。これによってサポートサイトは、複数のメールメッセージをある PR に関連付けることができ、またそれらを自動的に記録することができます。
サブジェクトや、概要の行はできるだけ正確に記入するようにしましょう。
サブジェクトの行と概要の行は機密扱いになりません。公開扱いのバグリストがサブジェクトと概要の行から編集生成されるからです。機密情報はここに書かないでください。

詳しくは、GNU Info ファイルの send-pr.info か、RP について詳しく書かれている Reporting Problems With send-prのドキュメントなどを参照してください。

テストケース、コード、その他の記入方法

小さなサンプルコードを送りましょう。大きなテストケースや問題のソースコードを送りたい場合には、サポートサイトに連絡を取り、指示に従ってください。

関連ファイル

/tmp/pf.XXXXXXXX 編集しているときに使う PR のコピー
 
/tmp/pf.XXXXXXXX テスト目的で使う、空の PR ひな形のコピー
 
/tmp/pr.XXXXXXXX 割り込みで作成された、記入済み PR ひな形のコピー
 
/tmp/pbad.XXXXXXXX 却下された PR のファイル

EMACS ユーザインタフェース

send-pr のフィールドを記入するための Emacs ユーザインタフェースが send-pr の配布物に含まれます ( M-x send-pr で起動します)。設定とインストールのための情報は、 send-pr.info もしくは配布物の最上位ディレクトリにある ASCII ファイル INSTALL を参照してください。 Emacs LISP のテンプレートファイルは send-pr-el.in であり、これを send-pr.el としてインストールします。

インストールと設定

インストール手順を知るためには send-pr.infoINSTALL を参照してください。

関連項目

Reporting Problems Using send-pr (GNU Info ファイル send-pr.info としてもインストールされます)

作者

Jeffrey Osier, Brendan Kehoe, Jason Merrill, Heinz G. Seidl (Cygnus Support)

COPYING

Copyright (c) 1992, 1993 Free Software Foundation, Inc.

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3.113 October 2006