RUP(1) |
FreeBSD General Commands Manual |
RUP(1) |
名称
rup —
リモート状態の表示
解説
rup ユーティリティは、特定の
host またはローカルネットワークのすべてのホストの現在のシステム状態の要約を表示します。出力は、現在の時刻、システムがどれくらい起動しているかと負荷平均 (ロードアベレージ) を表示します。負荷平均の数は、1、5 と 15 分間の実行キューの平均のジョブの数を与えます。
このコマンドが動作するためには、 rpc.rstatd(8) デーモンをリモートホストで実行していなければなりません。 rup ユーティリティは、 < rpcsvc/rstat.x> に定義されている RPC プロトコルを使用します。
使用例
example% rup otherhost
otherhost 7:36am up 6 days, 16:45, load average: 0.20, 0.23, 0.18
example%
診断
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rup: RPC: Program not registered
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rpc.rstatd(8) デーモンがリモートホストで開始されていません。
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rup: RPC: Timed out
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通信エラーが生じました。ネットワークが過剰に混雑しているか、または
rpc.rstatd(8) がリモートホストで終了しているかのいずれかです。
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rup: RPC: Port mapper failure - RPC: Timed out
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リモートホストが、ポートマッパ (
rpcbind(8) 参照) を実行していなくて、あらゆる RPC ベースのサービスを提供することができません。ホストがダウンしているかもしれません。
歴史
rup コマンドは、 Sun-OS で登場しました。
バグ
ソートのオプションは、実装されていません。