EN JA
NFSSTAT(1)
NFSSTAT(1) FreeBSD General Commands Manual NFSSTAT(1)

名称

nfsstatNFS の統計値を表示する

書式

nfsstat [ -cemoszW][ -M core][ -N system][ -w wait]

解説

nfsstat コマンドは、 NFS クライアントとサーバの活動状況に関して保持している統計値を表示します。 NFSv4 サーバについて、統計値は、RPC のカウントではなく Compound RPC 内の操作のためです。 NFSv3 と NFSv4 の間の RPC カウントを比較したいなら、利用者は、クライアントの統計値を使用しなければなりません。

オプションは、次の通りです:

-c
クライアント側の統計値のみを表示します。
-e
新しい NFS クライアントと NFSv4 のためのサーバによって集められた追加の統計を報告します。このオプションは、 -o と両立しません。
-M
デフォルトの /dev/kmem の代わりに指定された core から名前リストに関連する値を抽出します。
-m
すべての新しい NFS クライアントのマウントについて、マウントオプションを報告します。このオプションは、すべての他のオプションを無視します、そして nfsstat は、報告を完了した後に終了します。このオプションは、新しい NFS クライアントによってのみサポートされています。
-N
デフォルトの /boot/kernel/kernel の代わりに指定された system から名前リストを抽出します。
-o
古い NFS クライアント、およびサーバのための統計を報告します。このオプションがなければ、新しい NFS クライアント、およびサーバのための統計が報告されます。
-s
サーバ側の統計値のみを表示します。
-W
インターバルの短い要約で広い形式を使用します。このオプションは、 -c または -s と時間の遅延を組み合わせるとき、特に役に立ちます。
-w
wait 秒のインターバルで、クライアントとサーバの両方のための NFS の活動状況のより短い要約を表示します。
-z
統計を表示した後に、それらをリセットします。

関連ファイル

/boot/kernel/kernel
デフォルトのカーネルの名前リスト (namelist)
/dev/kmem
デフォルトのメモリファイル

歴史

nfsstat コマンドは、 4.4BSD で登場しました。
May 1, 2013 FreeBSD