LORDER(1) |
FreeBSD General Commands Manual |
LORDER(1) |
名称
lorder —
オブジェクトファイルの依存関係をリストする
解説
lorder ユーティリティは、コマンド行で指定されたオブジェクトファイルとライブラリアーカイブのリストの相互依存性を決定するために
nm(1) を使用します。
lorder ユーティリティは、最初のファイルが 2 番目のファイルによって定義されるシンボルを含んでいるファイル名のリストを出力します。
ライブラリが、すべての参照がローダの 1 回のパスで解決されるように、オブジェクトモジュールの最適な順序を決定するために作成されるとき、出力は、通常 tsort(1) で使用されます。
静的なバイナリをリンクするとき、自動的にライブラリアーカイブを適切に順序付けするために lorder と tsort(1) を使用することができます。
環境変数
-
NM
-
nm(1) バイナリへのパス、デフォルトは、“
nm
”です。
使用例
ar cr library.a `lorder ${OBJS} | tsort`
cc -o foo ${OBJS} `lorder ${STATIC_LIBS} | tsort`
歴史
lorder ユーティリティは、 Version 7 AT&T UNIX で登場しました。