KLIST(1) |
FreeBSD General Commands Manual |
KLIST(1) |
名称
klist —
Kerberos の資格証明をリストする
書式
klist |
[ -c cache | --cache=cache][ -s | -t | --test][ -T | --tokens][ -5 | --v5][ -v | --verbose][ -l | --list-caches][ -f][ --version][ --help] |
解説
klist は、資格証明キャッシュ (チケットファイルの別名でも知られる) で現在のチケットを読み込み表示します。
サポートされるオプションは、次の通りです:
-
-c
cache,
-
-cache=
cache
-
リストされる資格証明キャッシュ
-
-s,
-t,
-
-test
-
資格証明キャッシュのユーザのローカルレルム (アドレス体系) のためのアクティブで有効な TGT であることをテストします。
-
-T,
-
-tokens
-
AFS トークンを表示します
-
-5,
-
-v5
-
v5 資格証明キャッシュを表示する (これは、デフォルトです)
-
-f
-
次のように、各文字が特定のフラグを意味する、短い形式でチケットフラグを含めます:
-
F
-
forwardable (転送可能)
-
f
-
forwarded (転送された)
-
P
-
proxiable (プロキシ可能)
-
p
-
proxied (プロキシされた)
-
D
-
postdate-able (事後日付可能)
-
d
-
postdated (事後日付された)
-
R
-
renewable (更新可能)
-
I
-
initial (初期)
-
i
-
invalid (無効)
-
A
-
pre-authenticated (事前認証)
-
H
-
hardware authenticated (ハードウェア認証)
この情報は --verbose オプションでも出力されますが、より詳細な状態を出力します。
-
-v,
-
-verbose
-
詳細 (verbose) な出力。すべての可能な情報を含めます:
-
Server (サーバ)
-
チケットがあるプリンシパル (principal)
-
Ticket etype (チケット etype)
-
それが利用可能であるなら、チケットのキーバージョンがあとに続くチケットで使用する暗号化タイプ
-
Session key (セッションキー)
-
チケットの暗号化タイプと異なっているなら、セッションキーの暗号化タイプ
-
Auth time (認証時間)
-
認証交換が行われた時間
-
Start time (開始時間)
-
(認証時間と異なる場合にだけ、印刷される) このチケットが有効である時間
-
End time (終了時間)
-
チケットの期限が切れるとき、既に期限が切れていなら、注意されます
-
Renew till (更新まで)
-
これから得られたあらゆるチケットの最大の可能な終了時間
-
Ticket flags (チケットフラグ)
-
チケットで設定されたフラグ
-
Addresses (アドレス)
-
このチケットが有効であるアドレスの一式
-
-l,
-
-list-caches
-
すべてのキャッシュタイプが、複数のキャッシュのリストをサポートしているわけではありませんが、現在のユーザのために資格証明キャッシュをリストします。