名称

kf — 安全にチケットを転送する

書式

kf	[ -p port | --port= port][ -l login | --login= login][ -c ccache | --ccache= ccache][ -F | --forwardable][ -G | --no-forwardable][ -h | --help][ --version] host ...

解説

kf プログラムは、認証され暗号化されたストリームを通してリモートホストにチケットを転送します。サポートされるオプションは、次の通りです:

-p port, - -port= port

接続するポート

-l login, - -login= login

リモートログイン名

-c ccache, - -ccache= ccache

リモート資格証明キャッシュ

-F, --forwardable

転送可能な資格証明を転送する

-G, --no-forwardable

転送可能な資格証明を転送しません

-h, --help

- -version

kf は、利用者がリモートホストでパスワードを入力したくないが、例えば、AFS のチケットを持ちたいとき、役に立ちます。

kf が動作するためには、転送可能なフラグ、すなわち kinit --forwardable で最初のチケットを獲得する必要があります。

telnet は、それ自体によってチケットを転送できます。

関連項目

kinit(1), telnet(1), kfd(8)