KENV(1) | FreeBSD General Commands Manual | KENV(1) |
名称
kenv — カーネル環境をダンプまたは修正する書式
kenv | [ -hNq] |
kenv | [ -qv] variable[ = value] |
kenv | [ -q] -u variable |
解説
kenv ユーティリティは、引数なしで起動されるなら、カーネルの環境をダンプします。 -h オプションが指定されるなら、カーネルのプローブヒント (probe hint) の報告を制限します。オプションの variable 名が指定されるなら、 kenv は、その値のみを報告します。 -N オプションが指定されるなら、 kenv は、それらの値ではなく変数の名前のみを表示します。 -u オプションが指定されるなら、 kenv は、与えられた環境変数を削除します。環境変数がオプションの value が続くなら、 kenv は、環境変数をこの値に設定します。-q オプションが設定されたなら、通常、要求された操作を実行することができないという警告の印刷 (表示) は、抑制されます。
-v オプションが設定されるなら、変数名は、 kenv が変数名を付けて実行されるとき、値に加えて環境変数も印刷 (表示) されます。
/boot/loader.conf ファイルを使用してカーネル環境変数に変数を追加するか、またはカーネル設定ファイルの文
env filename
を使用して静的にカーネルにコンパイルすることができます。ファイルは、次の行の形式を含むことができます。
name = value # this is a comment
ここで、名前と '=' の周りの空白類と '#' 文字の後のすべては、無視されます。 '=' を除いてほとんどの印刷可能な文字は、名前の一部として受け付け可能です。引用文は、オプションで、値が空白類を含む場合にだけ、必要です。
歴史
kenv ユーティリティは、 FreeBSD 4.1.1 で登場しました。May 11, 2012 | FreeBSD |