名称

from — メールを送った人の名前を印刷 (表示) する

書式

from	[ -c][ -f file][ -s sender][ user]

解説

from ユーティリティは、呼び出した人のメールボックスのメールのヘッダを印刷 (表示) します。

次のオプションが使用可能です:

-c

メッセージの数だけを印刷 (表示) して、終了します。

-f file

呼び出した人のメールボックスの代わりに、供給された file が調べられます。 -f オプションが使用されるなら、 user 引数は、使用されるべきではありません。ファイル名“ -”で与えられるなら、標準入力から読み込まれます。

-s sender

供給された文字列を含むメールの From アドレスだけが印刷 (表示) されます。

user が与えられるなら、呼び出した人独自のメールボックスの代わりに、 user のメールボックスが調べられます。 (権限が必要とされます。)

環境変数

MAIL

設定されているなら、呼び出した人のメールボックスの位置です。そうでなければ、デフォルトの /var/mail が使用されます。

関連ファイル

/var/mail/*

関連項目

biff(1), mail(1)

歴史

from コマンドは、 3.0BSD で登場しました。