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DTRUSS(1)
DTRUSS(1) FreeBSD General Commands Manual DTRUSS(1)

名称

dtrussDTrace を使用してシステムコールとユーザランドスタックをトレースする

書式

dtruss [ -acdefholLs][ -t syscall][ -n name -p pid command]

解説

dtruss ユーティリティは、指定されたプログラムに対してシステムコールと (オプションで) ユーザランドスタックをトレースします。

次のオプションが利用可能です:

-p pid
PID pid でプロセスをトレースします。
-n name
名前 name でプロセスをトレースします。
-t syscall
指定された syscall だけをトレースします。
-a
すべての詳細を印刷 (表示) します。
-c
syscall カウントを印刷 (表示) します。
-d
相対的な時間 (マイクロ秒単位で) を印刷します。
-e
経過時間 (マイクロ秒単位で) を印刷します。
-f
子供のプロセスを追跡します。
-l
強制的に PID / TID を印刷します。
-o
CPU で費やされた時間を印刷します。
-s
ユーザランドのスタックのバックトレースを印刷します。
-L
PID / TID を印刷しません。
-b bufsize
DTrace バッファサイズを指定します。

終了ステータス

The dtruss utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.

関連項目

dtrace(1)

歴史

dtruss ユーティリティは、DTraceToolkit に由来し、 FreeBSD 9.0 ではじめて取り込まれました。

作者

Brendan Gregg
August 26, 2010 FreeBSD