名称

ctfmerge — いくつかの CTF データセクションを 1 つにマージする

書式

ctfmerge

[ -fgstv] -l label -L labelenv -o outfile file ...

ctfmerge

[ -fgstv] -l label -L labelenv -o outfile -d uniqfile [ -g][ -D uniqlabel] file ...

ctfmerge

[ -fgstv] -l label -L labelenv -o outfile -w withfile file ...

ctfmerge

[ -g] -c srcfile destfile

解説

ctfmerge ユーティリティは、共通のデータを統一して、いくつかのファイルからいくつかの CTF データセクションを 1 つの出力ファイルにマージします。

次のオプションが利用可能です:

-f

グローバルシンボルをグローバルな CTF データにマッチさせます。

-g

元のデバッグセクションを削除しません。

-s

.symtab ELF セクションの代わりに .dynsym ELF セクションを使用します。

-t

すべてのオブジェクトファイルに CTF セクションがあることを確かめます。

-v

冗長モードを有効にします。

-l label

label としてラベルを設定します。

-L labelenv

環境変数 labelenv からラベルを読み込むように ctfmerge に指示します。

-o outfile

マージされた CTF データを格納するために outfile を使用します。

-d uniqfile

uniqfile に対して統一化する。

-d uniqlabel

ラベル uniqlabel に対して統一化する。

-w withfile

withfile で追加のマージを行う。

-c srcfile destfile

srcfile から destfile に CTF データをコピーする。

終了ステータス

The ctfmerge utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.

関連項目

ctfconvert(1), ctfdump(1)

歴史

ctfmerge ユーティリティは、 FreeBSD 7.0 ではじめて登場しました。

作者

CTF ユーティリティは、OpenSolaris に由来しています。