CTFCONVERT(1) |
FreeBSD General Commands Manual |
CTFCONVERT(1) |
名称
ctfconvert —
デバッグデータを CTF データに変換する
書式
ctfconvert |
[ -gis] -l label -L labelenv [ -o outfile] object_file |
解説
ctfconvert ユーティリティは、バイナリファイルから CTF データにデバッグ情報を変換して、 SUNW_ctf と呼ばれる CTF セクションでそのファイルのデバッグセクションを置き換えます。この新しいセクションは、-o オプションが存在していないなら、入力ファイルに追加されます。また、利用者は、-g オプションで元のデバッグセクションを保持するように選択することもできます。
次のオプションが利用可能です:
-
-l
label
-
label としてラベルを設定します。
-
-L
labelenv
-
環境変数
labelenv からラベルを読み込むように
ctfconvert に指示します。
-
-g
-
元のデバッグセクションを削除しません。
-
-i
-
C 以外の言語で構築されたオブジェクトファイルを無視します。
-
-s
-
.symtab ELF セクションの代わりに .dynsym ELF セクションを使用します。
-
-o
outfile
-
出力を
outfile ファイルに書き込みます。
終了ステータス
The
ctfconvert utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.
歴史
ctfconvert ユーティリティは、
FreeBSD 7.0 ではじめて登場しました。
作者
CTF ユーティリティは、OpenSolaris に由来しています。