どくしょのたいど
読書の態度

冒頭文

婦人(ふじん)に何(ど)ういふ書物(しよもつ)を讀(よ)ませたらいゝかといふ事(こと)を話(はな)す前(まへ)に、一體(たい)、婦人(ふじん)のみに讀(よ)ませるといふやうな書物(しよもつ)があるかどうか、それを考(かんが)へて見(み)なければならない。 すると、先(ま)づ裁縫(さいほう)の本(ほん)とか、料理(れうり)の本(ほん)とか、或(あるひ)は又(また)育兒(いくじ)に關(くわん)する

文字遣い

旧字旧仮名

初出

「良婦之友 第一卷第九號」良婦之友社、1922(大正11)年9月1日

底本

  • 芥川龍之介全集 第五卷
  • 岩波書店
  • 1977(昭和52)年12月22日