かっちゅうどう |
| 甲冑堂 |
冒頭文
橘南谿(たちばななんけい)が東遊記(とういうき)に、陸前国(りくぜんのくに)苅田郡(かつたごほり)高福寺(かうふくじ)なる甲胄堂(かつちうだう)の婦人像(ふじんざう)を記(き)せるあり。 奥州(おうしう)白石(しらいし)の城下(じやうか)より一里半(いちりはん)南(みなみ)に、才川(さいがは)と云(い)ふ駅(えき)あり。此(こ)の才川(さいがは)の町末(まちずゑ)に、高福寺(かうふくじ)といふ
文字遣い
新字旧仮名
初出
「新小説 第十六巻第六号」春陽堂、1911(明治44)年6月1日
底本
- 新編 泉鏡花集 第十巻
- 岩波書店
- 2004(平成16)年4月23日