へんしゅうしつより (せんきゅうひゃくじゅうごねんごがつごう) |
| 編輯室より (一九一五年五月号) |
冒頭文
□今月号は大変後れてしまひました。以後はこんなことのないやうに気をつけます、勿論これはあながち私が怠けた為でなく大部分は印刷所の都合に由るのです。□毎号不着のハガキがきつと一二枚づゝは来ますがなるべくならば十日以前におしらせが願ひたいのです。月後半は往々品切になることがあつてお送りが出来ませんから。□らいてう氏はしばらく胃腸病でやすんでゐらつしやいましたが此の頃は余程いゝやうです。毎週日曜日午前が
文字遣い
新字旧仮名
初出
「青鞜 第五巻第五号」1915(大正4)年5月号
底本
- 定本 伊藤野枝全集 第二巻 評論・随筆・書簡1――『青鞜』の時代
- 學藝書林
- 2000(平成12)年5月31日