なす、おぜ、あかぎ、しがこうげん |
| 那須、尾瀬、赤城、志賀高原 |
冒頭文
那須岳 那須火山群は、広漠たる那須ヶ原の北端に在って、南北に長い連嶺をなし、所謂(いわゆる)那須の五岳を含む山塊を総称したものである。五岳とは南の黒尾谷(くろおや)岳から順に北へ南月山(みなみがっさん)、茶臼岳、朝日岳及び北肩は下野、磐城、岩代の三国界に跨る三本槍岳を指したもので、主峰は千九百十七米の茶臼岳である。普通那須岳と言えばこの茶臼岳を意味している。この山は南月山と朝日岳との間に開口した
文字遣い
新字新仮名
初出
「改造」1935(昭和10)年7月
底本
- 山の憶い出 下
- 平凡社ライブラリー、平凡社
- 1999(平成11)年7月15日