きりのはな
桐の花

冒頭文

わがこの哀れなる抒情歌集を誰にかは献げむ はらからよわが友よ忘れえぬ人びとよ 凡てこれわかき日のいとほしき夢のきれはし Tonka John 桐の花とカステラ 27. Ⅴ. 10 桐の花とカステラの時季となつた。私は何時も桐の花が咲くと冷めたい吹笛(フルート)の哀音を思ひ出す。五月がきて東京の西洋料理店(レストラント)の階

文字遣い

新字旧仮名

初出

底本

  • 白秋全集 6
  • 岩波書店
  • 1985(昭和60)年1月7日