おんなじゅんれい ならびにサンヤレのこと
女順禮 並にサンヤレの事

冒頭文

元祿三年版枝珊瑚珠は江戸咄の元祖鹿野武左衞門を初め浮世繪師石川流宣等の噺を集めた物。其卷三に百姓ほめ言葉を出す。曰く「錢とぞ契る御契錢(傾城)百姓の身にし有ば、たよふ格子の詰開き、其と斗りもきせちなし、まつた讃茶のやかばねの、てるばちない二階にて、丁子圓をくやらかし、わんぼうに香を留て、いしくも有ぬいき張合ひ、局の君がおと骨の、えこせぬくぜつもかしがまし、一疊半のおへや住、足を斗りに一里塚、つかの

文字遣い

旧字旧仮名

初出

「江戸生活研究 彗星 七月號」春陽堂、1927(昭和2)年3月15日

底本

  • 合本江戸生活研究 第貳輯
  • 春陽堂
  • 1929(昭和4)年7月23日