わたしのしんじょう |
| 私の信条 |
冒頭文
何んでもこうしようと思っている考えは大小となく軽重となくいずれも信条である、ですから、人々はたくさんな信条を持っているわけだ、それゆえ信条のない人はおそらく世の中に一人もあるまい。 だが、信条には立派な信条もあればつまらぬ信条もある、偉大な人の信条はこの上もなく立派なものであるのだが、平凡な人の信条はその人のように全く平凡である。 私は凡人だから凡人並みの信条を持っている。その中で私として
文字遣い
新字新仮名
初出
「世界」岩波書店、1953(昭和28)年
底本
- 現代日本記録全集9 科学と技術
- 筑摩書房
- 1970(昭和45)年2月28日